PC1台とネット環境さえあれば始められるビジネス、それがアフィリエイトです。
基本的な仕組みを解説していきたいと思います。
アフィリエイトとは
アフィリエイトを一言で言い表すと、「Web広告業」になります。
基本的な流れとしては、インターネット上にWebサイトを立ち上げて、集客します。
そこで、企業が販売しているサービス・製品のPRを行います。
広告がクリックされたり、製品が売れたりすると紹介料が発生し、アフィリエイターの報酬となります。
ちっちゃな広告代理店を開業するイメージですね。
例)ウォーターサーバーを売る
例えば、ウォーターサーバーをアフィリエイト商材として選んだとします。
ウォーターサーバーについての使用感や、他社製品との比較、水の味などを、Webサイトで詳しく紹介します。
信頼してもらうために、デメリットも掲載すると良いでしょう。
すると、あなたのサイトは、googleにとってウォーターサーバーの専門的なサイトである、と認識してもらえます。
そしてgoogleでウォーターサーバーについて検索した際に、あなたの記事が表示されるようになります。
結果、ウォーターサーバーを検討している方が、あなたのサイト経由で購入してくれる、ということが起こり、売り上げの一部が紹介料として入ります。
ざっくりというと、こんな仕組みで成り立っています。
だいたい合ってるけど、ジャンル選びも大事だよ。
ウォーターサーバーは激戦区だから難易度は高めだよ。
ASP(アフィリエイトサービスプロパイダー)
ところで、ウォーターサーバーを紹介出来る案件はどこからもらってくるのでしょうか。
実は、ASP(アフィリエイトサービスプロパイダー)と呼ばれる仲介業者がいて、アフィリエイトの案件を紹介してもらうことが出来ます。
ASPに会員登録することで、自分のサイトに広告が貼れるようになり、報酬が発生したら振り込んでもらえるようになります。
なんだか敷居が高そうな感じがしますが、Webサイトの審査なしで登録出来るASP(A8.net )もあり、思っているよりも簡単です。
代表的なASPは以下の5社になります。5大ASPと呼ばれています。
もしもアフィリエイト
afb (アフィビー)
アクセストレード
これからアフィリエイトを始める場合、まずはこの5社に登録して、アフィリエイトの案件一覧を眺めてみると、どんなものなのか、理解が深まると思います(^.^)
アフィリエイトを始めるにあたり、必要となってくるのが、ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)への登録です。 どんなASP会社があるのか分からない!という方に向けて、国内ASP会社をまとめました。 ASP(アフィリエ[…]
サイトの審査があるASPも多いよ。
だけど、基本的にはさほど厳しい審査ではないよ。
アフィリエイトのメリット
レバレッジが効く
Webサイトは、一度作り込んでおけば、あなたが寝ている間も稼ぎ続けてくれます。
これは、ちょっと難しい言葉でいうと、「レバレッジが効いている」ということです。
あなたは一人しか居ませんが、分身であるWebサイトが、24時間365日無休で営業活動を続けてくれるのです。
これがインターネットビジネスの最大の醍醐味であり、利点であると言えるでしょう。
初期投資が極めて少額
アフィリエイトを始めるために必要なお金・モノをまとめました。 パソコン アフィリエイトをするにあたり、パソコンは必須です。 スペックは必要なく、安価なモノで十分です。 余談ですが、私はMac Book Pro[…]
アフィリエイトを始めるに当たって必要なのは、パソコン1台とインターネット環境ぐらい。
在庫を抱える必要はないですし、初期投資が極めて少額で済むのがメリットです。
もし失敗したとしても、撤退すれば良いだけです。その際も非常に身軽なので、助かります(笑)
でも成功すれば、コストがかからない分、かなり利益率の高い商売です。
アフィリエイトのデメリット
報酬が発生するまでに時間がかかる
アフィリエイトの最大のデメリットは、実際に収益が発生するまで期間がかかるということです。 では、実際にどのぐらいの期間が必要なのでしょうか。 私の実体験から、まとまったお金が発生するまでにかかった期間をシェアします。 […]
アフィリエイト最大のデメリットは、報酬が発生するまでにまとまった時間がかかるということです。
googleにサイトを評価してもらうのに、ある程度時間がかかることが最大の理由です。
この無報酬の時期に耐えきれずに、撤退してしまうケースが非常に多いかと思います。
しかし、それを乗り越えられた時に、二次曲線的に売り上げが伸びていくというケースもかなり多いので、諦めずにサイト構築を続けましょう。
世間のイメージが悪い
アフィリエイトというと、世間一般のイメージがあまり良くないと思います。
これは一昔前に、詐欺まがいの情報商材アフィリエイトが流行ったことが最大の原因です。
一度ついたイメージはなかなか払拭しにくいんですね。
でも、主要ASPの一つであるA8.net を運営する、株式会社ファンコミュニケーションズは上場企業ですし、本来はクリーンで正しいビジネスです。
主な報酬源
続いて、アフィリエイトサイトの報酬源についてお話していきたいと思います。
一口にアフィリエイトと言っても、様々な方法が存在します。
- ASPを介したアフィリエイト(成果報酬型アフィリエイト)
- Google Adsense(クリック型アフィリエイト)
- Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどの物販アフィリエイト
一つづつ、ご紹介していきますね(^ ^)
ASPを介したアフィリエイト(成果報酬型アフィリエイト)
アフィリエイト広告の貼り方 ブログやサイトで、アフィリエイトをやるためには、アフィリエイト広告を貼る必要があります。 自分のWebサイトに「広告主のサイトへのリンク」を用意してあげるのですね。 とは言っても[…]
まずは王道とも言える、成果報酬型アフィリエイトです。
ブログやサイトに配置した広告のクリックだけでは報酬は発生せずに、サービスや製品を購入してもらって初めて成果報酬が発生するアフィリエイトです。
クリックだけでなく、実際にユーザーに購入というアクションを起こしてもらわなくてはならず、やや難易度は高めと言えるでしょう。
しかし、単価が高く、一件で数千円という案件もゴロゴロ存在しているため、稼ぎたいアフィリエイターにとっては必須のアフィリエイトとも言えます。
ASPのアフィリエイトは、難易度は高めだと言えるね。
初めてアフィリエイトをやる場合は、下で紹介するクリック型アフィリエイトや、物販アフィリエイトがおすすめ。
私もその2つから始めたよ。
Google Adsenseなど(クリック型アフィリエイト)
GoogleAdsenseに代表される、クリックで報酬が発生するタイプのアフィリエイトです。
ブログやサイトに配置した広告を見たり、押したりされただけで報酬が発生するタイプの広告です。
比較的、報酬が発生しやすいというメリットはあるものの、単価が低く、大きく稼ぐには莫大なPV(ページビュー。閲覧数のこと)や、クリック単価を最大限に高める広告位置の工夫などが必要です。
提供している業者は少なく、GoogleAdsenseと忍者 Admaxぐらいです。
Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなど(物販アフィリエイト)
Amazonアソシエイト、楽天アフィリエイトなどのアフィリエイトを、物販系アフィリエイトと呼んでいます。
Amazonや、楽天などで売っている製品をブログ/サイト内で紹介することで報酬を稼ぐタイプです。
こちらも比較的稼ぎやすい仕組みがあり、紹介した製品以外が何か売れるだけでも、アフィリエイターの報酬になってくれます。
しかし、クリック型アフィリエイトと同じく、紹介料率が非常に低い(だいたい、3%〜5%ぐらいが相場)ため、稼ぐにはそれ相応の努力が必要です。
さらに、Amazonアソシエイトの場合、報酬額のMAX価格が1000円となっており、どれだけ高額な製品が売れたとしても、1000円になっちゃいます。(切ない…)
ただし、Amazonや楽天の販売力は凄まじい上に、市場に出回るほぼ全ての製品を紹介することが可能なので、工夫次第ではその儲けの一部をおすそ分けしてもらうことが可能です。
物販アフィリエイトでは、報酬発生の集計のために、クッキーと呼ばれる仕組みを利用しています。
リンクをクリックしてくれたユーザーのWebブラウザに履歴が残り、購入時にアフィリエイターに報酬が払われる仕組みです。
業者によってクッキーの有効期限が異なり、代表的なところだとAmazonアソシエイトでは24時間。
楽天アフィリエイトは少し前まで1ヶ月でしたが、現在は仕様変更によって楽天も24時間になっちゃいました( ; ; )
また、別のアフィリエイターさんのリンクを踏まれるとクッキーは上書きされます。
ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイト
さて、ここまででアフィリエイトがざっくりどんなものか、説明してきました。
続いては、アフィリエイトの「スタイル」についてお話ししたいと思います。
アフィリエイトサイトは、大きく分けて2種類存在します。
- ブログアフィリエイト
- サイトアフィリエイト
それぞれ解説していきますね。
ブログアフィリエイト
文字通り、ブログ形式をとるサイトです。
毎日ないし、高頻度でブログテーマに沿った記事を執筆し、読者(ファン)を増やします。
記事のテーマは、ノウハウやトレンド、製品レビューなどを扱うことが多いです。
いわゆるPV(ページビュー。サイトが何ページ読まれたか。)が多くなる傾向があり、人気商売という気質が強いです。
自分自身をキャラ立ちさせて目立ったり、人を引き込む文章を書ける方におすすめする手法ですね。
その中で、自分が売り込みたい製品を読者に紹介し、売り上げを伸ばしていくやり方です。
私は、当サイト以外でブログ形式のメディアを複数運営しております。
サイトアフィリエイト
一方で、サイトアフィリエイトというやり方も存在します。
何か一つの製品/サービスに特化したWebサイトを立ち上げ、専門性の高い記事を書いていきます。
こちらはブログ形式とは違って、いったん完成したサイトに対しては、それ以上いじることはあまりしません。
記事を積み上げていくことはあまりしないですし、やったとしても記事の内容の修正や、メンテナンス程度です。
ペルソナの設定 アフィリエイトサイトを作るとき、ペルソナ(読者像)の設定は欠かせない作業です。 どんな人に製品・サービスを売りたいのか。 これを明確にすればするほど、稼げるアフィリエイトサイトにすることが出[…]
ペルソナの設定(読者像の設定)をしっかりとして、きっちりと欲しい情報を提供してあげることで、ピンポイントで売り上げを伸ばしていく手法となります。
ブログ形式に比べると、PVは伸びにくいですが、より高単価の製品を狙って販売していくことも可能となるので、収益としては伸ばしやすく、「1PVあたりの収益」は、ブログよりも増える傾向があるやり方です。
いずれの形式も、マネタイズをしっかりとしていけば、かなりの売り上げをあげることが可能です。
自分の向いている方式をしっかりと見極めて、選んでいければ良いと思います。
アフィリエイト初心者はブログアフィリエイトがおすすめだよ。
初めての報酬までの期間が比較的短いし、難易度も低いから、モチベーションを保ちやすいんだ。
アフィリエイトって不労所得なの?
アフィリエイトは、不労所得、というイメージがありますよね。
確かに、ある程度しっかり作り込んだサイトであれば、半分放置気味でも収益を生み出し続けてくれます。
でも、googleは時々、アルゴリズムのアップデートを実施して、検索順位の整理を行います。
それに合わせた記事のメンテナンスも必要なので、いわゆる「不労所得」と呼ばれるほどには、楽な稼業ではないのですが( ;∀;)
今更アフィリエイトを始めるのはもう遅い?
当サイトを読んでいただいているのは、これからアフィリエイトを始めてみようかな。という方が多いかと思います。
今更始めるのはもう遅いのかな?なんて思っている場合、絶対にそんなことないので安心してください。
EC(電子商取引)のマーケットはますます成長しており、むしろ今だからこそ、始めるべき商売だと思います。
まとめ
- アフィリエイトとはWeb広告業である
- 案件は、ASPからもらう
- 大きく分けて3種類。成果報酬型、クリック型、物販アフィリエイトがある
- ブログアフィリエイトとサイトアフィリエイトの2種類ある
以上、アフィリエイトについての解説でした。
takotonoを最後までお読みいただきありがとうございました。